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プロフィール
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reiji.
年齢:
33
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性別:
男性
誕生日:
1984/07/18
職業:
PHOTOGRAPHER
自己紹介:
26歳。宮城県在住のフリーランスフォトグラファー。
コマーシャルフォトを中心に、写真のワークショップ講師やアートイベントのプロデュースなども展開中。
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月曜の朝、僕は友人のゆうの家を訪れていた

暗室を借りにきたのだ


ゆうは僕を家に通したなり、また暗室に戻っていった
僕はリビングでうなだれて6月の雨を眺めていた

キッチンでは黒い丸椅子に腰をかけて
文庫本を読みながら缶ビールを煽っているゆうの彼女、ミキがいた

彼女は昔からキッチンドランカーだった
だけど料理はほとんどしない
彼女にとってキッチンとは本を読み、酒を飲み、自分の世界にこもる場所らしかった。


僕がそんな彼女の姿をじーっと見ていると
彼女は真顔で僕の顔を一瞬だけ見て
クスっと笑って「見るの禁止」と言った


暗室に入らないの?ミキにそう聞かれ、僕は「ん~~~~~~~~」っと長い唸り声をあげた後で
「そのつもりで来たんだけど、今あんな暗い部屋に入ったら闇に溶けてしまいそう」と言った

するとミキがすぐに「じゃあ私と雨でも眺めようか」と言って冷蔵庫から2本の缶ビールをもってくるとベランダにシートをひいて、ちょうどベランダと部屋の敷居の所に2人で並んで腰をかけた。

雨は相変わらずザァザァと音を立てて降り続けていて、ただその湿度と音を感じているだけでなんだか色んな事がどうでもよくなっていた


なんか現実逃避してる気がする…

そう小声で呟くと、ミキが「いいんじゃない?レイジは少し頭を使いすぎだよ。頭は使わず体で感じればいい。五感を解放しなさい」そう言ってビールを一口飲んだ


目頭を抑えながら眩しそうに暗室からでてきたゆうが「お、なんかいい事してんなぁ」と言って僕のビールを奪って飲み干した
「今日は暗室入るのやめる」彼にそう伝えると
「いいんじゃないか?そんな日もあるさ。お前のその湿度の高い顔を撮ってやるよ」そう言って僕にカメラのレンズを向けた。



いつも僕はどこかで彼の事を羨ましく思っていた。自分の生き方にいつも誠実だから。
僕はマイペースに生きる事をどこかで後ろめたく思っているのかもしれない。いつもどこかで自分を責め立てていた。


撮れないときは撮れない
出来ないときは出来ない

そんな自分を認めてあげる事も必要なのかもしれない


今、僕はスランプだ。
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「スランプ」
スランプって
認められるんだから
大丈夫・・・

誰だって
そういう時あるさ・・・

さらさら~と流すこと
学ぶ時かも・・・

あるがまま
さらさら~と・・・
ノン 2009/06/19(Fri)18:55:57 COMMENT編集
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